ep.13 幼なじみの絆
时长: / 首播:2022-04-03
源頼朝のライバル・木曽義仲
木曽義仲は、久寿元年(1154)に武蔵国で生誕したといわれています。父・源義賢は為義の次男、つまり、頼朝の父・義朝の弟に当たる人物です。無官で坂東に下った義朝とは異なり、義賢は皇太子を警護する東宮帯刀先生に任じられ、嫡男の座を与えられていました。しかし、京で失策を犯したため解官されて、仁平3年(1153)に上野国へ下向。ついで、武蔵国に進出しますが、久寿2年(1155)8月に頼朝の兄・義平に討ち取られてしまいます。このため、義仲は信濃国木曽に逃れ、この地で成長しました。
『吾妻鏡』〈治承4年(1180)9月7日条〉によると、義仲が挙兵したのは、頼朝が挙兵した翌9月のことです。当初は、父・義賢の足跡をたどるように上野国に向かいますが、頼朝との衝突を嫌い、北陸へと進出して勢力を広めていきました。
源頼朝のライバル・木曽義仲
木曽義仲は、久寿元年(1154)に武蔵国で生誕したといわれています。父・源義賢は為義の次男、つまり、頼朝の父・義朝の弟に当たる人物です。無官で坂東に下った義朝とは異なり、義賢は皇太子を警護する東宮帯刀先生に任じられ、嫡男の座を与えられていました。しかし、京で失策を犯したため解官されて、仁平3年(1153)に上野国へ下向。ついで、武蔵国に進出しますが、久寿2年(1155)8月に頼朝の兄・義平に討ち取られてしまいます。このため、義仲は信濃国木曽に逃れ、この地で成長しました。
『吾妻鏡』〈治承4年(1180)9月7日条〉によると、義仲が挙兵したのは、頼朝が挙兵した翌9月のことです。当初は、父・義賢の足跡をたどるように上野国に向かいますが、頼朝との衝突を嫌い、北陸へと進出して勢力を広めていきました。