二ノ宮キンジ 二之宫金治

ニートの青年で、年齢は24歳。働かずして生きていける環境を作るために、投資で財産を築いたネオニートで、
目的のためなら手段を選ばない屈折した性格をしている。念願の不労所得を手にし、死ぬまで怠惰な生活を満喫しようと考えたが、その直後、異世界のアムリアに転移してしまう。
これによって無一文となり、デトモルド魔鉱遺跡のライザッハ鉱業で、低賃金で過酷な肉体労働を課せられる社畜となる。しかし傲岸不遜で口がうまく、同僚のワニベをそそのかし、迷宮で出会ったリムを丸め込み、迷宮アリの群れを言葉巧みに扇動して支配下に置くことに成功。同時にライザッハ鉱業の上層部への不満を募らせ、自らの手駒が増えたことで「迷宮ブラックカンパニー」を結成し、ライザッハ鉱業を乗っ取ろうともくろむ。その後、迷宮の謎の装置によって未来のアムリアに転移したあと、魔王に会って世界崩壊の真実を聞くこととなった。その際、日本への帰還を提示されるが、ベルザ・シューバッハらライザッハ鉱業の上層部を見返すという目的を掲げ、自らの意志で現代のアムリアに帰還する道を選んだ。
地球人であるため、魔力を扱う臓器の魔臓(まぞう)を持たず、戦闘能力は貧弱。戦闘能力を測定したところ、一般冒険者の総合評価が20だったのに対して5と、かなりの低水準だった。