#1 - 2018-11-30 07:51
flankoi (命が赤潮)
な、なるほど…これが瀬川さんが百合パッションを吐き出した結果…。大変素晴らしく思う。譲羽が津々寺の下駄を直す場面を見て、橘もきっと内心では「と、尊い…!」と叫んでいたに違いない。
今回は、超越者に歩み寄ろうとする一般人の苦悩を描くエピソード。しかしあそこまでやっててもやはり空回りで、寧ろその姿に感動された超越者の方から近寄ってきた気がする。やはり百合の力は偉大…じゃなくて、超越者と一般人は必ずしも理解し合う必要がなくて、孤独だから、相手が必要だから、一緒の布団で温もりを分かち合えるから、互いに歩み寄るんだ。
一方のアザミだけど、橘に甘いに甘えて非常に可愛らしかった。飼い慣らされたヴェノムみたいだ。橘の学校に向かうシーンでは、「歩く植物」の優しさを感じて、何やら内なる変化が秘かに動き出したかもしれない。ともかく面白かった。つづきを早く読みたい。