ゾイド -ZOIDS-

ep.37 青い悪魔

时长: / 首播:2000-05-27
 共和国辺境の町サントコンクで、地震により古代建造物の入口があらわになった。さっそく調査を開始したオコーネルや共和国の兵士たちは、建物の中に整然と並ぶ石盤群を発見する。石盤に刻まれた古代ゾイド人のメッセージから、いよいよゾイドイヴの正体が明らかになるのではと期待が持たれた。メッセージ解析の専門家として、バン(岸尾大輔)とフィーネ(大本眞基子)がオコーネルに呼び寄せられる。
 ところが、サントコンク近くの高原からバンがオコーネルに無線を入れるも、なぜかノイズばかりでまったく応答がない。双眼鏡でようすを窺うフィーネも、町には人の姿がまったく見えないと言う。さらに、突如出現したゴドスにフィーネが狙われたりと妙なことばかりだ。
 やがてバンたちはサントコンクに到着するが、やはり町は死んだように静まり返り人影もない。そんな中、町の中央にそびえる教会の窓に人影が動くのを見て駆けつけたバンは、そこで不意に何者かの襲撃を受ける。攻撃をかわし倒れた相手にすかさず鉄拳を打ち込まんとした刹那、転倒しておびえた顔をのぞかせたのは、バンよりも幼く見える少年だった。
 と、バンの受信機がオコーネル隊からの緊急通信をキャッチする。電波を頼りに入り込んだ森の中には、生態システムが完全にフリーズしたいくつもの共和国ゾイドの巨体が・・・。さらにその頭部には黒い甲虫がはりつき蠢いていた。バンは少年とフィーネ、ジークを残し、救援信号の発信源と見られる森の奥の地下遺跡へと潜入する。だが、何かに怯えているように見えた少年の青い瞳の奥には、恐ろしい企みが隠れていた。
 少年はフィーネの心の奥深く入り込んでフィーネを操り始め、フィーネを守ろうとするジークの前にも青いゾイド『スペキュラー』が立ちはだかる。

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