天魔さんがゆく 日剧

堂本剛演じる主人公・天魔は、先祖代々幽霊とコンタクトを取る能力を持っているが、その力に反して大の怖がりという青年。しかし世襲により「幽霊退治引き受けます」と掲げた会社を仕方なしに営んでいる。スタッフは天魔の他に、川口春奈演じるクールな女子と、皆川猿時演じる先代からの番頭の2人。幽霊退治の依頼がくれば、この3人で現場に向かう。いわば和製ゴーストバスターズ…と言いたい所だが、なにせ怖がりの天魔はまず幽霊と出会うまでに四苦八苦。最終的には幽霊の言い分を聞き、この世に残している悔いを晴らしてあげたり、優しく諭してあげたりと、退治ではなく説得で解決していく。
　その他、天魔を追いかけ回す近所のお姉さん（芹那）や、天魔と夢の中で対話する亡き父親（佐藤二朗）、天魔たちの周りに事件あり！と嗅ぎまわる刑事（森崎博之）など、個性豊かなキャラクターが登場。依頼人役や幽霊役のゲストにも注目だ。