私立山那学園に通うヒロインは、ある者を守るため、テスト中にカンニングをしてしまう。
それを見ていたのは、西条光という生徒会長。
彼は皆に『王子』と呼ばれるほどの人気者で、尊敬される男子生徒だった。
だが実際には悪魔のような男で……ヒロインに非情な取り引きを持ちかけてくる。
「君に頼みがあるんだ。なに、難しいことじゃない。久世一真を誘惑してきてくれ」
「これは開発中の媚薬だ。飲むと、アレのことしか考えられなくなる」
元々、久世一真に憧れていたヒロインは、好きな人にそんなことはできないと、一度は断る。
しかし西条光は、ヒロインが断れない理由をつきつけ、脅しをかけてくる。
要求を受け入れるしかなくなったヒロインは、決死の覚悟で一真に薬を飲ませるのだが……。
「こうなった以上、君のご両親にも謝罪をする必要がある。ゆくゆくは責任をとって……!」
「しばらく、恋人になったフリをするのはどうかな」
――物語は、ヒロインが想像していなかった方向に転がっていく。
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それを見ていたのは、西条光という生徒会長。
彼は皆に『王子』と呼ばれるほどの人気者で、尊敬される男子生徒だった。
だが実際には悪魔のような男で……ヒロインに非情な取り引きを持ちかけてくる。
「君に頼みがあるんだ。なに、難しいことじゃない。久世一真を誘惑してきてくれ」
「これは開発中の媚薬だ。飲むと、アレのことしか考えられなくなる」
元々、久世一真に憧れていたヒロインは、好きな人にそんなことはできないと、一度は断る。
しかし西条光は、ヒロインが断れない理由をつきつけ、脅しをかけてくる。
要求を受け入れるしかなくなったヒロインは、決死の覚悟で一真に薬を飲ませるのだが……。
「こうなった以上、君のご両親にも謝罪をする必要がある。ゆくゆくは責任をとって……!」
「しばらく、恋人になったフリをするのはどうかな」
――物語は、ヒロインが想像していなかった方向に転がっていく。
本体是一个假戏真做的常见故事