いちろ少年忌譚 小说

八十上学園の高校生・佐々木いちろは放課後にコックリさんをしていたが、
気づけば学校に閉じ込められてしまう。
ブリッジ女、人体標本、異次元の鏡……
学園に伝わる七不思議が、いちろに襲いかかる!
ニコニコ動画で話題の、恐怖の大人気フリーゲームを小説化。

<目次>
1.降霊儀式(こっくりさん)
2.第一次遭遇
3.不敵な先輩
4.校内放送
5.休憩時間
6.新たな七
7.三年二組へ行こう
8.八人目
9.再び、儀式を
10.階段のブリッジ女
11.愛しいロメロ
12.訪問者
13.追跡
14.灼熱の懺悔
15.再会
16.オアシス
17.八十上(やそかみ)
18.首吊り君
19.芸術作品
20.交錯
21.月子と一朗
22.屋上の憑き子さん
23.放課後

八十上学園校内見取り図
著者あとがき
原作者あとがき

<「いちろ少年忌譚」とは?>
2008年にねこふろしきによって発表、
自身のホームページ「えびふろ」で無料配信されているフリーゲーム。
七不思議をテーマとした学園ホラーアドベンチャーで、
主人公はこっくりさんをするのが趣味の高校生・佐々木いちろ。
彼に迫る恐怖の七不思議に立ち向かうこととなる。
本ゲームをプレイする様子を撮影した実況動画が動画サイトで話題を呼び、
男女問わず幅広い世代に人気を博している。

<原作 ねこふろしき>
ホラーゲームを中心に多数のフリーゲームを発表、自身のホームページ「えびふろ」で配信。
ドット絵で作成された個性的でほのぼのした親しみやすいキャラクターと、その反面、
プレイヤーを驚かせ恐怖のドン底におとしいれる巧みな仕掛を盛り込んだホラーゲーム作品で、
多くのファンを獲得している。