奏 » 日志
絶えない歩み

そこには光が見える
掲げた腕に命を重ね　　　　　　  希望積み貫いたこの拳だけを
その背中にはまだ届かない　　　  それでもここから歩く
溢れる夢は心を焦がす　　　　　  理屈じゃない願いを
叶えたいから踏みだそう
心ゆくままに織り成した一日を　  幸せなぞるよう刻んだ

鏡の僕は歪んで見えた　　　　　  綻びが嘘を生む嘆きに染まった
悲壮に満ちた現実映す　　　　　  もう一度強さ欲しい
止まない雪は心を冷やす　　　　  理屈を超えた痛み
溢れ出す強がりをまだ
終わらない冬は青空を濁らせる　  嘯くことそれが弱さと

思い描いた理想は遠い　　　　　  それでもここから歩く
溢れた夢が心を満たす　　　　　  理屈じゃない誓いは
凍り付いた胸を溶かす
心ゆくままに織り成した一日を　  幸せなぞるよう刻んだ
そこには光が見える